肌荒れのブツブツ・ザラザラの原因と治し方、スキンケア予防法


肌荒れのブツブツ・ザラザラ、ニキビじゃないみたいだけど治るの?

最近、お肌のコンディションがあまりよくない気がする。
そこまで肌トラブルとかはなかったのに、いきなりどうしたんだろう…。長引くマスク生活の可能性も。

もともとトラブルがない状態だった肌に現れたブツブツやザラザラは、発生した原因を突き止めて対処をしたいものですよね。
しかし、症状の種類が多いため、正しいケアがわかりにくいと感じるかもしれません。
そこで、まずは基本の知識をお伝えします。

肌荒れのブツブツ・ザラザラの種類と症状、原因と治し方

ニキビによる肌荒れのブツブツ・ザラザラ

肌の凹凸を感じる肌荒れの中で、ニキビは代表的な悩みです。
メジャーな疾患ではありますが、ニキビとはどんなものかおさらいしておきましょう。

症状

毛穴が詰まって白いブツブツができたり、それが酸化して黒くなったりした状態。
また菌が増殖すると炎症して赤くなり、黄色い膿をもつこともあります。

できやすい場所

顔や胸元、背中など、皮脂の分泌が活発な部位。

原因

過剰な皮脂分泌やたまった汚れが毛穴をふさぎ、そこにアクネ菌が増殖することが原因。
またマスクによる蒸れも、ニキビを発生させやすくなります。

治し方

メイクや皮脂などの汚れをきちんと落とし、皮膚を清潔に保ちましょう。
乾燥による過剰な皮脂分泌を防ぐため、保湿も大事です。

稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ)による肌荒れのブツブツ・ザラザラ

比較的、若い女性に多く見られる症状です。
放置しても問題ないケースがほとんどですが、顔にできるので人から気づかれることがあるかもしれません。

症状

直径1〜2㎜くらいの粒状の白いブツブツで、赤みや炎症は見られないのが特徴です。

できやすい場所

目の周りやおでこ、頬などの皮膚の薄い部分。

原因

毛穴の奥にある毛包に、老廃物や極細の毛がたまることが原因です。
また肌を擦ったりよく触ったりするクセがあると、できやすいとされています。

治し方

そのままにしておいても問題なく、自然とよくなることもあります。
しかし、できた場所や数によっては見た目が気になることも。
その場合は皮膚科で治療を受けるといいでしょう。圧出法やレーザー治療などで治療が行われます。

湿疹・皮膚炎による肌荒れのブツブツ・ザラザラ

湿疹や皮膚炎とは、肌に起こる赤みやかゆみなどの総称。
軽度であれば気になりにくいですが、繰り返し発生することが多く、刺激によって色素沈着する可能性もあるので注意しましょう。

症状

かゆみやヒリヒリをともなう、炎症が見られます。
赤みやブツブツ、膿をもったもの、小さな水ぶくれなどさまざまです。

できやすい場所

顔や耳、首、ひじやひざの内側、おなか、おしりなどができやすいですが、その他の部位にもできます。

原因

花粉やハウスダスト・合わない化粧品などの外的要因や、体調不良やストレス・食物アレルギーなどの内的要因など、原因は多岐に渡ります。
肌の乾燥によるバリア機能の低下も原因のひとつ。

治し方

肌を清潔にしたうえで、保湿することが大切です。
またかゆみが強いときは、患部を冷やすのも有効。
しかし原因を取り除かないとなかなか治らなかったり、繰り返したりすることが多いので、自分でケアしてもよくならないときは早めに皮膚科を受診しましょう。

肌荒れのブツブツ・ザラザラを予防するスキンケア法

洗いすぎや摩擦を控える

皮膚の汚れが原因でブツブツザラザラができるのは、余程のことがない限りありません。
皮膚には自浄作用があるので、適切に入浴と洗顔をして、清潔を保っていれば大丈夫なことがほとんど。

むしろ、皮膚を洗いすぎていたり、慢性的にこすったりなどして、摩擦が発生する場所にブツブツができやすいので、皮膚に刺激を与えすぎていないかどうか、もう一度生活習慣を見直すといいでしょう。

ブツブツやザラザラなど肌荒れの多くは、汚れや菌、アレルゲンの付着が原因で発生する傾向があります。
これらが肌を刺激したり毛穴をふさいだりしないように、クレンジングや洗顔で丁寧に汚れを落として、肌を清潔に保ちましょう。

②過剰な皮脂を抑える

健やかな肌は適度に皮脂が分泌されますが、それが過剰になってしまうと肌が荒れる原因に。
収れん化粧水で毛穴を引き締めたり保湿をしたりして、過剰な皮脂が分泌しにくい肌環境を整えましょう。
生活習慣を整えることも皮脂コントロールになり、スキンケアにつながります♡

③保湿をしてバリア機能を高める

肌にはもともとバリア機能が備わっており、外的な刺激から自分で守る力が備わっています。
しかし乾燥するとこの機能が低下してしまい、さまざまなトラブルを起こしやすい肌環境に。
そうならないように、しっかり保湿をして肌の水分量を下げないようにしましょう。


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